こんにちは。kanaeru.hairの中西です。
今回のお客様は根本に癖があり、縮毛矯正のリタッチとヘアカットの施術で前下がりのショートボブスタイルにしました。
縮毛矯正をした髪でも、ショートボブにすれば、トップにふんわり感を出すことができます。この場合、後頭部に丸みを出すには、レイヤーで毛先の厚みを取ります。
セニング(すきばさみ)で毛先を軽くしてしまうと、せっかくストレートにのばした癖が出やすくなるのと、パサパサした質感になりがちなので、表面に出る位置はなるべく避けたほうが良いです。
前下がりのショートボブスタイルは、扱いやすい長さで、1年を通して人気があります。特に、冬場になりマフラーを巻いたりハイネックやコートなどを着るようになると、首周りをスッキリさせたいとのことで、オーダーが増えるヘアスタイルです。
今回の記事では、そんな人気のある前下がりのショートボブスタイルについて、似合わせるポイントをお伝えします。
前下がりのショートボブスタイルを似合わせるポイント
前下がりのショートボブは、髪の毛の全体の長さが肩にかからない長さで、横から見た時、サイドの毛先の長さが襟足の毛より長いヘアスタイルです。
つまり、前下がりのショートボブスタイルの似合わせを考えるためには、襟足とサイドの毛の長さが重要なポイントとなってきます。
襟足の毛のベストな長さは
襟足の毛のベストな長さは、襟足の毛の生えかた、あごや首の長さによって変わってきます。
襟足の毛は生え癖が強く出る部分ですので、特に考慮すべきポイントです。例えば、襟足が長めに生えている場合は襟足の毛が髪型からはみ出て見える場合がありますし、生え癖が強い場合は浮いたりはねたりする原因になります。
このような場合は、襟足の毛自体は短く切り、その上に被さる部分の毛は、襟足の生え癖が生えている位置が隠れる長さでカットするとスタイルが崩れにくくなります。
また、あごに長さがあるタイプの方は襟足の毛を短く切りすぎると前下がりの角度が急になりすぎてあごが目立ってしまうので、襟足は若干長めに残すとバランスがとりやすいです。
一方、首が短い方の場合は、襟足の毛をギリギリまで短くすることで、首を長く見せることができます。
襟足の毛の長さは、これらのポイントを踏まえた上で、顎の位置と首の長さのバランスで前下がりになる長さを設定します。
サイドの毛のベストな長さは
サイドの毛先の長さやボリュームの位置は、顔の形が丸顔か、面長か、逆三角形(はち張り)か、ベース型(えら張り)かで、似合う長さが変わってきます。
丸顔の場合
丸顔は顔の縦、横の長さがほぼ等しいという特徴です。
丸顔はフェイスラインに丸みにより若々しい印象がありますが、頭の丸みにより髪のサイドが膨らみやすく、顔の横幅が強調されて見えてしまう場合があります。
丸顔の方が前下がりのショートボブにする場合は、サイドの毛の長さはあごの長さより長めにして縦長シルエットを意識すると、スッキリ見せる効果がありおススメです。
耳より上の位置の毛には段をなるべく入れず、顎より下の毛先はボリュームが出ないように髪の内側部分を少し軽くするとバランスを取りやすいです。
面長の場合
面長は顔の横幅より縦幅が長いという特徴があります。
面長はフェイスラインの長さにより落ち着いたおとなっぽい印象がありますが、おとなしすぎる、少し寂しさを感じられるという場合もあります。
面長の方が前下がりのショートボブにする場合は、サイドは長すぎず、あごの位置の長さがおススメです。毛先に重さがあると面長感が強調されやすいので、毛先は軽くします。
耳の位置にボリュームが出るようなひし形シルエットになるようにレイヤーを入れると寂しい印象が華やかな雰囲気へと変わり、バランスを取りやすいです。
逆三角形の場合
逆三角形の方は、頭のハチが張り、あごが細いという特徴があります。あごの細さにより小顔に見えますが、ハチの張りにより、頭自体は大きく見えがちです。
逆三角形の方が前下がりのショートボブにする場合、あご~あご下2センチくらいの長さにすると、髪の毛の重さによりハチが張ることによるサイドのボリュームを押さえることができ、細いあごによる小顔効果も生かすことができおススメです。
頭の形によりサイドは膨らみやすいのでレイヤーを入れず軽くしない方が扱いやすいですし、ヘアスタイルのバランスもとりやすいです。後ろの方は頭の丸みが出にくい場合は毛先をカールさせたり、丸みが出やすいように低めの位置に少し段を入れると良いです。
ベース型の場合
ベース型は頭のハチとえらが張り、あごが細いという特徴があります。
えらの貼り方によっては顔の横幅が強調されがちなので、こめかみからあごの骨にかけては髪の毛が顔にかかり、輪郭をカバーできると小顔に見せることができます。
ベース型の方が前下がりのショートボブにする場合、あごラインの長さで、すっきりしたあごラインに沿う毛先のボリューム感にすると、小顔効果が高くヘアスタイルのバランスをとりやすいです。
前髪の幅を少し狭くして、前髪の端を長めに伸ばして触覚を作ったり、後ろの方もトップに丸みが出るようにレイヤーを入れて上の方にボリュームをだすヘアスタイルがおススメです。
骨格やお顔の雰囲気に合ったヘアスタイルにするなら
今回は前下がりのショートボブヘアスタイルの似合わせポイントについてお伝えしましたがいかがでしたか?
前下がりのショートボブを似合わせるには、頭の形と生え癖を把握して考慮する必要があります。
今回の似合わせポイントを踏まえて、骨格や顔の形に合わせて長さを調整することで、全身のスタイルアップにも役立ちますので、ぜひお試しくださいね。
kanaeru.hairの「似合わせカット」では、お客様のご希望のヘアスタイルを、骨格やお顔の雰囲気に合わせてアレンジして施術いたします。
骨格診断を詳細で知りたい場合はお手数をおかけいたしますがお電話にてお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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kanaeru.hair 中西 ミレイ
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